スワップポイントの仕組み

スワップポイントの仕組み

スワップポイント

スワップポイントとは?

スワップポイントとは、取引する2つの通貨間の金利に差がある時、預けていた期間分に応じた利息差額を調整したものです。各国ごとにそれぞれ金利政策があるので、通貨によって金利の差があります。円は超低金利通貨なので、高金利通貨と呼ばれる通貨を円で買う事でスワップポイントを得られるメリットが大きくなります。豪ドル、NZドル、トルコリラ、南アフリカランドが、高金利通貨として有名です。

 

貰える場合と支払う場合?

スワップポイントは貰える場合と支払う場合があります。
具体的に言うと、ドルの金利が1%、円の金利が0.1%あったとして、1ドル100円で、金利と為替相場が一年間変わらなかったと仮定します。
100万円を一年間日本の銀行に預けていたとすると利息の計算式は
100万×0.1÷100=1000(円)
よって、1000円の利息が得られます。
計算の仕方も簡単に説明すると、金利は年利だからそのまま掛けて、パーセントだから100で割ります。ローンの利率の計算と同じですね。

 

少し脱線しましたが、もし、一年間アメリカの銀行に100万円分1万ドルを預けていた場合の利息は、
1万×1.0÷100=100(ドル)
よって、100ドルの利息が得られ、円換算で1万円になるので、日本の銀行に預けておくより9000円得することになります。
この差額分9000円がスワップポイントとなります。『なぜ利息分ではなく差額分なのか』というのは後で説明しましょう。

 

では、先ほどとは逆に、アメリカ人が1万ドルで100万円を買い、日本の銀行に一年間預けていると円換算で9000円損した気分になりますが、円はマイナス金利ではなく、1000円利息を得ているので実質損はしてません。外貨預金ではそうなります。
ところが、FXの場合、ドルを売って円を買う場合、差額分がスワップポイントになるので、1000円の利益になるどころか、逆に9000円のマイナスになってしまいます。

 

どういうカラクリなのかというと、FXでは預けた証拠金を担保としてドルを借りる事もできるのです。そうするとドルを貸している側からみると、もし貸さなければ1万円分の利息が入る筈だったのに、1000円分しか利息がないため、損をすることになるので、その差額分を借りた側に負担して貰うということになります。
ドルを円で買う場合も同様に、借りた金で運用している都合上、貸している側からみると、もし貸さなければ1000円の利息だった筈なのに、1万円の利息がついて戻ってくるため、得をすることになるので、その差額分を借りた側に還元しているということになります。実際には隠れた手数料が含まれるため、単純計算通りにはならないのですが、以上がスワップポイントの仕組です。

 

外貨預金とFXどちらがいい?

外貨預金に比べるとスワップポイントだけでみれば、利息の差額分である事と、隠れた手数料がある事を考えると、必ずしもFXを利用した方が良いとは言えませんね。
FXの方が良いと言えることは、なんと言っても少ない証拠金で大きな取引をしていることが、大きなメリットです。例えば、FXで20万円を口座に入れて1万通貨でドル/円にロングポジションを持ったとすると、100万で運用しているのと同じ事です。外貨預金で20万を運用したら1/5ですからね。
もうひとつのメリットは、外貨預金に比べ手数料となるスプレッドが圧倒的にお得なことです。FXでドル/円のスプレッドが0.3銭、豪ドル/円で0.8銭に対して、銀行の外貨預金では、(売り注文はないので実際のレートから)ドル買い50銭、豪ドル買いは1円前後です。

 

結論、「高金利通貨を長期で買うならFXの方が良い」と言えるでしょう。

 

スワップポイントで選ぶ業者

スワップポイントは、毎日アメリカ市場が終わる時に、貰えたり引かれたりします。年利換算なので日毎に貰える割合は少ないのですが、長期保有していればメリットが大きくなります。しかし、為替変動に伴うリスクの方が大きいので単純に高金利通貨を買っておけば良いという訳ではないので注意して下さい。
なお、スワップポイントは、各国の政策金利と為替相場の変動によって日々変化します。また、隠れた手数料があるので業者によって格差があります。長期トレードをメインに行うなら、スワップポイント条件の良い業者を選択することで、より有利になります。

 

中長期トレード向けスワップポイントで選ぶ

 

 


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